みなさま,
この調査は、日常生活における交通事故軽減をめざすため、歩行者の行動を理解するために行うもので、アンケート調査にご協力をお願いします。
フランスでは交通事故死亡者数の最大30%は歩行者が占めています。交通事故の90%は、人的要因といわれており(ONISR 2017)、危険を冒すこと、不注意、および情報の誤った利用が原因です。このアンケートは、人間の行動を分析して、スムーズな交通に役立つ補助手段を開発することをめざしています。
私たちが以前に実施した調査では、典型的な歩行者の違法な横断のパターンが確認されています。たとえば、違反していると知りながら横断する歩行者、自分の前を歩く歩行者につられて、意図せず赤信号で横断する歩行者などです。地元の公的機関の協力を得て、これらの典型的な交通違反の割合を減らすための実験的装置を設置します。この質問票は、歩行者用信号が赤のとき、危険を冒して横断しようとすることに影響を与える要因を調べるための最初のステップです。
このアンケート調査は、さまざまな画像の評価に関する第1部(20問)と、歩行者としてのあなたの行動に関する第2部(20問)の2部構成で、約40問の質問で構成されています。
アンケート回答には約15分かかります。この研究が成果をあげるにはあなたの回答が不可欠です。そのためには、すべての質問に丁寧に、できるだけ思うままに、そして正直に答えてください。正しい答え、誤った答というものはありません。
各質問は個別で匿名です。アンケートにお答えいただくことで、収集されたデータが社会科学の研究目的で使用されることに同意していただいたものとします。
回答には好きなだけ時間をかけて差し支えありません。ひとつの質問への回答が終わったら、次の質問に移ればよく、改めて以前の質問への回答を振り返る必要はありません。
ご協力をお願いいたします。
CNRS-ストラスブール大学 ユベール キュリアン学際研究所
ロマヌ ヴァンドゥルー(Romane Vandroux)、マリー プレ(Marie Pelé)、セドリック スゥアー(Cédric Sueur)
協力:ストラスブール市SIRAC(交通情報・自動調整局)とONISR(道路安全に関する国立省庁間観察所:フランス内務省)